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2016年6月

2016年6月の記事一覧です。

何故か 今年2度目の仮処分申立

司法書士の業務といっても 幅が広く

なかなかご依頼がない事件というものがあります

そもそも需要がない 特定調停とか 限定承認の申立とか のことですが

そこまではいかなくても  ご依頼が少ない事件の部類に入るのが

標題の仮処分の申立なんですが

今年既に2件 ご依頼がありまして 鹿児島地裁の事件数も

いまだ40件弱のなか なかなか珍しい状況です

この仮処分 保証金が高額になることがネックになることが多いと思われますが

必要なときには 必須の手続きになります

仮処分打たずに 訴訟しても その訴訟そのもが無駄になることもありますし

時には 1分1秒でもはやく仮処分を打たねばということもあります

まさに 今そのような状況に陥っている方 ご相談待ちしております

 

これ不思議なんですが なぜかこのような受任の機会が少ない事件というのは

1事件受任すると また 受任したりすることが多いです

司法書士あるあるかもしれません

 

しんわの預金口座を差し押さえてみました(過払い金回収)

めっきり件数が少なくなり 裁判所に行っても 回収裁判をおみかけするのも激減している

過払い金回収ですが

TVCMをよくみるような プロミス・レイク・アイフル・アコム等は

経営状況が改善したこともあってか 回収が以前よりも容易になってきています

アイフル事案 以前は控訴審必須でしたが 最近は 控訴審までいくことはありません

しかーし 上記のような大手ではない

今回差押を行った しんわのような中小業者は相変わらず 経営環境は厳しい状況が続いているようで

さらに 回収が困難になっています

さて で 差押の結果ですが

差し押さえた 金融機関に口座があることはわかっていました

(当事務所で 分割弁済の和解をして 弁済継続中だからです)

問題は その預金残高ですが・・・・・・・

残念ながら 数千円しかありませんでした

おそらく 前日も他の債権者から差押が入り 当職差押の日に

誰かしらが 返済した分だと思われます

ふーーーー

現在 個人間の債権回収についても 預金差押による 回収を試みていますが

こちらも 残高わずかな状況で 満足のいく回収はできていません

この口座差押え ここでも何度か書いていますが 回収の実現なかなかハードル高いんですよね

新たに 別口座を差押するか 他の財産を差し押さえるか はたまた財産開示手続きを行うか

思案中です

何とか 回収したいもんです 無いところからはとれませんが

しんわに至っては 回収原資がないとは思えませんので

福岡で成年後見の研修を受けてきました

成年後見制度へのかかわり方としては

実際に成年後見人に 就任して 後見業務を行ってくケースと

申立人となる方からの ご依頼で 後見申立書の作成に かかわらせていただくケースと

大きく分けて二パターンあります

申立書の作成の場合は 一時的な関係となります

最初のご相談から 後見人就任まで 最近では3・4か月程度でしょうか

それに対して 後見人就任の場合は 原則 被後見人本人の方が亡くなるまで ずっとです

私が初めて就任した 被後見人の方は 既に亡くなっています

(初めてであることを抜きにしても この方の後見業務は非常に大変でした いろんな意味で)

後見人の業務は あくまで本人さんが 生きている間のみです 本人さんのための後見人であり

その本人さんが いなくなれば お役御免ということです

また 最近は例外的に 成年後見制度支援信託という制度利用のためだけに

半年弱程度だけ 臨時的に 後見人に就任することもあります

このパターンは 既存の親族後見人と複数で 後見業務をになうことが多いと思われ

主な業務は 事務手続きなので 専門家の方からすれば 非常にやりやすいことが多いのではないでしょうか

(制度利用のための手続を行うことは 簡単だと思われます ひょっとしたら私の担当案件だけ簡単だった可能性もありますが)

標題の 研修の内容は 障害者に対する後見業務ということでしたが

被後見人の方は 何らかの障害を抱えていることがほとんどです

身体・精神・知的

いずれも その障害を抱えている方の 後見業務を行わせていただいたことがあります

ただ 後見業務には これといった答えはないような気がします

こういった 研修受講が 少しでもよりよい 後見業務の提供の一助となればと思った次第であります

 

貸金業者からの請求に対応する前にご相談ください

先日 加治木の裁判所で 過払い金の裁判があり 傍聴席で自分の順番を待っていました

その時 行われていた裁判が 消滅時効が援用できる 貸金業者からの貸金請求事件でした

原告である貸金業者は出廷せず 被告である本人さんは出廷

傍聴席には私一人

こういった事案 いままで傍聴席で多く見てきました

このような場合 裁判官の対応は いろいろありますが

本事案については 専門家に相談してはどうですかと 言って 次回期日を入れて終わっていました

裁判所は この事案は時効が使えると分かっていても 決して教えてはくれません

裁判所は 当事者が主張したことに基づいてしか判断しません

例えば 時効が使えても そのことをはっきりと被告が主張しないと そういう判断は下さないのです

私は「今この場で 消滅時効を援用しますと言えばいいだけですよ」とアドバイスしてあげたい気持ちでいっぱいでしたが

当然 そんなこと できません(代理人でもなんでもないですから)

今回の裁判官は とても親切な方だと思います

人によっては では特に反論はないですねとぶった切って 即判決という裁判官もいます

判決とられると そこからまた10年は時効使えません

自分の事件が終わって まだ裁判所にいらしゃっれば 声をかけようと思っていたのですが

お会いすることはできませんでした

時効がつかえそうな案件(業者からの貸金案件の時候は ほとんど5年です)については

ご自身で対応せずに ご相談ください

そうでなくとも 間違った対応をしてしまうと 大きな損失を被ることもあり得ますので

借金の相談は現在無料でお受けしていますので ご相談ください

 

過払い金どれぐらいだったら回収できますか?

最近 電話やメールやらで 標題のようなご質問をよくお受けします

ご自分で 取引履歴を取得し 計算ソフトを使って再計算し

貸金業者と 返還交渉をしてはみたものの かなり低額でしか返還できないとの回答

依頼したら どれぐらい回収できますか?と いった具合です

こういった場合 まず相手の会社はどこですか?

計算方法に 争いがありそうですか?

といった質問をさせていただきます

計算方法に争いがなさそうで 相手会社に支払い能力十分であれば

全額回収できますよ 但し 裁判はしないといけなくなりますが

といった風に お答えすることになります

裁判をしなくても ある程度 一般的な会社であれば 8割7割は回収できますが

それ以上を お望みであれば 裁判必須です

当事務所は 裁判してもしなくても成功報酬は変わりません

負担として増えるのは 訴訟実費程度(だいたい元本の1%程度)です

ですので 当事務所依頼案件は ほぼ裁判になります

裁判をすれば その分 数か月程度ですが 回収サイトは伸びます

しかし それに見合った分だけの 回収額増額は望めます

個人的には 費用対効果 時間対効果 十分であれば 迷う必要なく 訴訟すべきと思っています

あと 是非 ご相談いただきたいのは

計算方法に争いがある案件です

過払い金は 計算方法によっては金額に雲泥の差がでることは良くあります

こういった事案こそ 当事務所の得意とするところだと思ってます

(現在係争中 任意回答ゼロ 理由は和解の存在 即裁判事案 こういった事案です)

投資対効果を強く意識して 経営を行わなければいけない大手との違いです

 

 

無効な登記名義の訂正をする際に注意すべきこと

錯誤を理由に 現在の登記名義人から 登記名義を回復したい

相続登記をしようとしたら 撤回した遺言に基づいて 他の相続人が既に登記名義を取得していた 等々

こんな場合 その無効な所有権移転登記を抹消するということになろうと思いますが

その相手方である 現在の登記名義人の協力が得られない場合というか

このようなケースの場合 協力は期待できないでしょう

無効な登記の抹消を求める裁判をして 同判決に基づき抹消するということになろうと思いますが

まずしなければいけないのは 処分禁止の仮処分の申立です

なぜかというと 裁判をしている間などに

第三者などに 売却されて登記名義が同人に替わってしまうしまうリスクを排除する必要があるからです

まず仮処分命令を得てからでないと 安心して裁判もできません

先日も 仮処分の嘱託登記と 抵当権の仮登記が同日で打たれるという事案がありました

受付番号が 仮処分の方が先だったので 事なきをえましたが

仮処分発令には 供託金が必要となることがほとんどで だいたい対象不動産の2割となります

ケースによっては多額の キャッシュが必要となるかもしれませんが

所有権の回復が困難と なってしまっては本末転倒です

このような事案 まず 仮処分の申立を 迅速に行うべきと 個人的には考えます

・・・・・・・・・・・・・・

仮処分の申立を おこなうと 債権者審尋が 行われます

この審尋は 非公開です

先日の事案では

この場に 書類作成を行った司法書士である私の同席が 許可されました

以前は 後見の申立の際も 地裁の弁論準備の期日の際も 同席できたのに

今は ダメです

個人的には 同席を許可した方が 裁判所も事務手続きが円滑に進むので

良いのにと ずーーーーーーーっと思ってるのですが